愛犬が病気の可能性があると感じたら、すぐにでも動物病院へ連絡して連れて行ってください。人間と違って体の小さな犬はすぐに状態が悪くなることが多く、次の日に動物病院に連れて行けば良いかと悠長に構えていると手遅れになってしまうことも少なくありません。ですので、愛犬の体調が悪そうだ、病気じゃないかと感じたらすぐに動物病院へ連れて行ってください。最近では夜間でも救急で診察してくれる動物病院も多いです。
愛犬の病気や不調をすぐに気づくためにも、普段から愛犬のことをよく観察しておく必要があります。観察しても病気や不調は素人には分からないのではないかと思われるかも知れませんが、いつもと目の力強さが違う、いつもより呼吸が荒いなど、飼い主にしか分からない変化に気が付くことも多いです。そういったことが必ず病気のサイン、体の不調のサインということはありませんが、その可能性は十分にありますので、普段から愛犬のことをしっかり観察しておくことは大切です。
また、普段から愛犬に触れておくことも、病気や不調をすぐに発見するためには大切なことと言えます。関節の腫れや吹き出物などは素人でも触ればすぐに分かりますし、腫瘍などができている場合も同様です。触ることで素人でも異変に気が付きますので、手遅れになる前にそういったものを発見できます。もちろん全ての病気や体の不調が発見できるわけではありませんが、多少でも発見できる可能性は上がりますので、普段から愛犬には頻繁に触れてください。
どうしても病気や体の不調の判断に自信がないという場合は、定期的に動物病院で検診をしてもらうことをおすすめします。動物病院での定期健診はお金がかかりますが、大きな動物病院などだと血液検査やレントゲン撮影までしてくれますので、何かの病気や体の不調を初期の段階で発見できることも多いです。動物病院によっては検査が一日がかりになってしまうこともありますが、愛犬の健康のためにもぜひ定期健診を受けさせてあげてください。