子犬を飼ったばかりの時には、最初にしたいのがしつけです。ここで対応に間違えてしまうと、犬との信頼関係は築けません。
そこで、犬を飼った時に最初に意識したいしつけの方法について解説します。
・最初はしつけはしない
子犬を飼ったからといって、すぐにしつけを始めようとする人もいます。ですが、子犬にとって新しい環境というのは緊張の連続です。
初めて見る人間や、場所、テレビと何もかもが不安の対象なのです。
そんな時に、しつけが始まったら子犬はますます萎縮してしまいます。しばらくは、子犬が好きなように探検させてあげましょう。
そして、子犬が落ち着いてきた頃を見計らってしつけを始めましょう。
・トイレは時間を見て
子犬の時に最初に覚えてもらいたいのが、トイレの場所です。ですが、教えるタイミングが違えばかなりの時間を使います。子犬の様子をよく見ていてください。ソワソワしていたり、周囲の匂いをクンクン嗅ぐようだったらその時こそチャンスです。
トイレに行きたい時に教えてあげると、子犬は覚えてくれます。
そして、きちんとできたら誉めてあげましょう。おやつをあげるのもいい方法ですが、そうなるとトイレの度におやつを要求してくるようになります。言葉で誉めるだけでも十分効果はあります。
・待てを教える時は静かに
子犬に待てを教えるのは、かなりの苦労を伴います。教え方が何よりも大切です。
まず、静かな環境で教えるようにしましょう。子供の声やテレビの音があると犬の集中力は続きません。
そして、大きな声で教えるのもマイナスです。子犬にとっては、しつけというよりも怒られていると感じてしまいます。子犬に教える時には、冷静に教えるようにしましょう。
そして、待てがちゃんとできた時には大いに誉めてあげましょう。誉めてあげる事で、犬はまた待てをしたら誉めてもらえると思うようになるのです。
子犬のしつけは大変かもしれませんが、根気よく続けていく事が何よりも大切です。